広島市中区江波西での仏壇供養、処分 2024年10月24日
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はじめに
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事例の概要
2.1 実施日:2024年10月24日
2.2 場所:広島市中区江波西
2.3 ご依頼内容 -
仏壇の状態と回収準備
3.1 仏壇の外観・材質
3.2 付属品の有無(位牌・仏具など)
3.3 安全対策と養生 -
回収・搬出の方法
4.1 搬出経路と作業手順
4.2 ご遺族様への事前説明 -
供養儀式の流れ(スタッフ・僧侶のみ)
5.1 開式の挨拶
5.2 僧侶による読経とお焼香
5.3 閉式の辞 -
仏壇の処分方法
6.1 浄火(お焚き上げ)
6.2 廃棄・リサイクルの流れ -
アフターサポートとご感想
7.1 ご依頼主様の声
7.2 よくあるご質問 -
まとめと今後のご案内
はじめに
本事例は、2024年10月24日に広島市中区江波西にて実施した、弊社による仏壇の回収・搬出から、スタッフおよび僧侶のみで行う供養儀式、そしてお焚き上げ・処分に至る一連の流れをまとめたものです。ご遺族様には事前に全工程をご説明のうえ、当日はご参加いただかずに進行いたしました。故人を敬う気持ちを大切にしつつ、安全かつ丁寧に作業を行ったポイントを中心にご紹介します。今後同様のご依頼をお考えの方にとって、参考となれば幸いです。
- 事例の概要
2.1 実施日:2024年10月24日
2024年10月24日(木)、午前9時より広島市中区江波西のご依頼現場にて作業を開始しました。前日までに担当スタッフがご遺族様と詳細をすり合わせ、当日はスケジュールどおり進行しています。
2.2 場所:広島市中区江波西
対象の一軒家は住宅街の中に位置し、敷地内の通路は幅1.2m程度とやや狭めでした。作業車両の駐車位置や搬出口周辺の養生も含め、事前に近隣への配慮と安全確認を徹底しました。
2.3 ご依頼内容
- 弊社スタッフによる仏壇の回収・搬出
- 搬出後、スタッフおよび僧侶のみで行う供養儀式
- 供養後のお焚き上げによる浄火および廃棄・リサイクル 手続き一切
以上「回収→供養→処分」の全工程を途切れなく弊社で一括対応することをお任せいただきました。
- 仏壇の状態と回収準備
3.1 仏壇の外観・材質
当日回収する仏壇は総欅(けやき)製で、漆塗りと金箔仕上げが施された高さ約1.5mの大型タイプでした。長年使用による漆の剥がれや金箔の浮きが確認できたため、特に丁寧な取り扱いが求められました。
3.2 付属品の確認と梱包
位牌2基、花立・燭台・線香立てなどの仏具一式はすべて事前にリスト化し、布製の保護袋へ個別に収納。移動中の破損防止のため、緩衝材を用いて固定し、ご遺族様の了承を得たうえで梱包を行いました。
3.3 安全対策と養生
仏壇を設置していた場所の床や壁には、厚手の養生シートと滑り止めマットを敷設。扉の固定用バンドや角部へのクッション材を用いて金箔面や彫刻部への直接的な衝撃を回避し、搬出口からトラックまでの通路には養生用ダンボールを敷いて壁面の保護も徹底しました。
- 回収・搬出の方法
4.1 搬出経路と作業手順
当日はまず室内から玄関前までの通路幅と段差を再最確認し、スタッフ2名で仏壇を床から丁寧に持ち上げました。仏壇本体は布製バンドで固定のうえキャスター台車に載せ替え、扉部分には開閉防止のクッション材を装着。玄関から路地までの通路には滑り止めマットと段差用スロープを敷設し、安全に台車を移動させました。路地で作業車両の荷台と合流した後、ラッシングベルトと緩衝材でしっかり固定し、破損リスクのない状態で搬出を完了しています(所要時間:約25分)。
4.2 ご遺族様への事前説明
搬出前にはご遺族様へ、本作業の流れと所要時間、通路利用制限の有無を詳しく口頭説明しました。また、仏具類の梱包・移動方法や、搬出後の一時保管場所についても了承を得たうえで作業を開始。進捗は随時報告し、ご不安が生じないよう細やかにコミュニケーションを図りました。これにより、当日はスムーズかつ安心してお任せいただける環境を整えています。
- 供養儀式の流れ
5.1 開式の挨拶
回収・搬出を終えた仏壇は、そのまま弊社指定の供養スペースへ移動し、簡易祭壇に安置しました。僧侶が祭壇前に着座し、まずは本日の趣旨を簡潔に説明。故人とご遺族様への敬意を表し、「この仏壇に宿るご縁を大切にし、厳かに供養を執り行います」との開式の言葉で式をスタートしました。
5.2 僧侶による読経とお焼香
開式後、僧侶による読経(約15分)が行われました。読経の音声が静寂の中に響き渡る中、スタッフ一同も合掌しながら故人を偲びます。読経終了後には、僧侶が香炉に火を入れ、お焼香を代行。僧侶が故人への想いを込め、一連のお焼香を丁寧に進めました。
5.3 閉式の辞
読経・お焼香が終わると、僧侶から閉式の辞として「故人の冥福を心よりお祈り申し上げます。本日ここにお集まりいただいたご縁に感謝し、これをもって供養を終えさせていただきます」とのお言葉があり、合掌礼拝のあと式を締めくくりました。式全体の所要時間は約30分でした。
- 仏壇の処分方法
6.1 浄火(お焚き上げ)
供養儀式終了後、仏壇一式を指定の浄火場へ移動し、お焚き上げを行いました。事前に火入れの許可を得た上で、僧侶の読経に合わせて仏壇・仏具を慎重に焚き上げ、最後まで尊厳を保って浄火儀礼を執り行います。燃え残りがないように火勢を調整し、灰に至るまで完全に焼却しました。
6.2 廃棄・リサイクルの流れ
お焚き上げ後に残った金属金具やガラス部品などは選別し、リサイクル可能な素材は専門業者へ引き渡しました。残余の灰や焼却後の炉材は、法令に則り産業廃棄物として適正に処理。廃棄処分完了後には、ご依頼主様へ「処分完了報告書」を提出し、作業終了の証明と致しました。
- アフターサポートとご感想
7.1 ご依頼主様の声
「搬出から供養、処分まで一切お任せでき、手続きの心配が不要でした。写真付きの報告書もわかりやすく、大変安心しました。」(ご依頼主・S様)
「最初の打ち合わせから丁寧で、進捗も逐一ご連絡いただきました。何も手を煩わせることなく完了し、感謝しております。」(ご依頼主・T様)
7.2 よくあるご質問
Q1. 弊社の仏壇供養はどのように進行しますか?
スタッフと僧侶のみで「回収→供養→お焚き上げ・処分」まで一貫対応します。ご遺族様の立ち会いは不要です。
Q2. 供養証明書はいつ届きますか?
お焚き上げ実施後、3営業日以内に「供養証明書」を郵送またはメールでお送りします。
Q3. 位牌や仏具のみの依頼は可能ですか?
はい。仏壇なしでも、位牌や仏具のみの回収・供養・処分を承ります。お見積り時にお申し付けください。
Q4. お焚き上げ後の骨片や灰の返却はできますか?
全量を浄火にかける通常プランでは返却できませんが、ご希望に応じて一部(数粒程度)を残すプランもご用意しておりますので、事前にご相談ください。
- まとめと今後のご案内
本事例では、2024年10月24日に広島市中区江波西のご自宅にて、弊社スタッフによる仏壇の回収・搬出から、スタッフおよび僧侶のみで行う供養、お焚き上げ・廃棄・リサイクルまでを一貫して実施いたしました。ご遺族様は立ち会いを必要とせず、すべての工程を安心してお任せいただける体制をご提供しております。
今後、仏壇供養や処分をご検討の際は、以下の点をご参考ください。
- 一括対応:回収から供養、処分までワンストップでお任せ可能
- 立ち会い不要:ご遺族様のお手間を最小限に抑え、心静かにお見送りいただけます
- 報告体制:供養証明書を3営業日以内にお届けし、作業完了を明確にご報告
- オプション対応:位牌・仏具のみのプランなど柔軟にご対応
ご不明点やお見積りのご依頼は、いつでもお気軽にご連絡ください。専門スタッフが丁寧にご案内いたします。